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食中毒事件簿
広 島 市 で 発 生 し た 食 中 毒 事 例 を 掲 載 し て い ま す。
広島市保健所から公表された資料によります。図は、イメージです
。
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[第2報]
12月13日(木)に公表した、安佐北区の飲食店が製造した給食弁当を原因とするノロウィルス食中毒事件について、有症者(※)の状況及び検査結果は次のとおりです。
※ 調査継続中で十分な聞き取りができていない患者も含まれるため、有症者としています。
1.有症者の状況[18日(火)午前10時現在]
(1) 事業所数:86施設
(2) 有症者数:436名
2.ノロウィルス検査結果
(1) 患者便 :10検体検査:9検体陽性、1検体陰性
(2) 従事者便:37検体検査:13検体陽性、24検体陰性
(3) ふき取り :39検体検査:4検体陽性(男子トイレ[便器内側、床]、女子トイレ[便器内側、換気扇]、35検体陰性)
(4) 食品 :19検体検査:19検体陰性
(5) 使用水 :1検体検査:1検体陰性
平成30年
12月18日発表
12月13日(木)午前9時頃、他自治体から広島市保健所に、「安佐北区内の飲食店が製造した給食弁当を食べた複数名が体調不良を呈している。」旨の連絡があり、調査を開始した。その後、複数の市内事業者から、「給食弁当を食べ、複数名が体調不良を呈している。」旨の連絡があった。
これまでの調査の結果、患者の共通食は当該施設が製造した弁当のみであること、患者便からノロウィルスが検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が製造した弁当を原因とする集団食中毒事件と判断し、12月13日(木)、当該施設の営業者に対して、営業の禁止を命令した。
なお、13日(木)午後3時現在、10グループ55名の有症者情報が当所に寄せられている。
●
患 者 数
:10名(7グループ)
:入院なし(12月13日(木)午後3時現在、調査済み11名)
●
主 症 状 :
嘔吐、発熱、下痢等
●
原因食品:当該施設が製造した給食弁当
●
病因物質:ノロウィルス
●
検査状況:患者便 :5検体中、2検体ノロウィルス陽性
、1検体検査中、2検体依頼中
従事者便 :36検体依頼中
拭き取り :検査予定
食 品 :検査予定
平成30年
12月13日発表
11月30日(金)午後6時半頃、市内の医療機関から広島市保健所に、食中毒患者の届出があり、調査を開始した。
調査の結果、11月27日(火)に中区の飲食店を利用した1グループ46名のうち(調査のできた36名中)17名が、11月28日(水)午前7時から11月29日(木)午後10時にかけて、発熱、腹痛、下痢、嘔吐等を発症していた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からノロウィルスが検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、12月4日(火)、当該施設の営業者に対して、営業の禁止を命令した。
●
患 者 数
:17名
:入院なし(12月4日(火)午後3時現在)
●
主 症 状 :
発熱、腹痛、下痢、嘔吐等
●
原因食品:11月27日(火)夜に提供された食事
酢牡蠣、刺身(ハマチ)、マグロのユッケ、シーザーサラダ等
●
病因物質:ノロウィルス
●
検査状況:患者便 :11検体中、5検体ノロウィルス陽性
、6検体依頼中
(11/28) 従事者便 :4検体依頼中
拭き取り :7検体ノロウィルス陰性
食 品 :2検体ノロウィルス陰性(参考品)
平成30年
12月4日発表
11月27日(火)午後2時頃、市民から広島市保健所に、「11月24日(土)」に中区の飲食店を利用した複数名が体調不良となった。」旨の連絡があり、調査を開始した。
調査の結果、11月23日(金)又は11月24日(土)に中区の飲食店を利用した2グループ6名のうち4名が、11月24日(土)午後9時半から11月26日(月)午後5時にかけて、嘔吐、下痢、発熱等を発症していた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便及び食品からノロウィルスが検出されたこと並びに医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、11月29日(木)、当該施設の営業者に対して、営業の禁止を命令した。
●
患 者 数
:4名
:入院なし(11月29日(木)午前10時現在)
●
主 症 状 :嘔吐、下痢、発熱等
●
原因食品:11月23日(金)夜又は11月24日(土)夜に提供された食事
牡蠣の塩辛、刺身(サンマ、タコ、タイ)、燻製(さば、明太子、チー
ズ、たまご)等
●
病因物質:ノロウィルス
●
検査状況:患者便 :4検体中、3検体ノロウィルス陽性
、1検体依頼中
(11/28) 従事者便:2検体中1検体ノロウィルス陰性、1検体検査中
拭き取り :7検体ノロウィルス陰性
食 品 :
1検体ノロウィルス陽性
(調理済み残品:牡蠣の塩辛)
平成30年
11月29日発表
11月5日(月)午後5時半頃、市内の医療機関から広島市保健所に食中毒患者1名の届出があり、調査を開始した。
調査の結果、10月27日(土)夜に中区の飲食店を利用した2グループ10名のうち5名が、10月30日(火)午前11時から10月31日(水)午後11時にかけて、腹痛、下痢、発熱等を発症していた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からカンピロバクターが検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、11月8日(木)、当該施設の営業者に対して、営業の禁止を命令した。
●患 者 数
:5名:入院なし(11月8日(木)午後3時現在)
●主 症 状 :腹痛、下痢、発熱等
●原因食品:10月27日(土)夜に提供された食事(ささみ串、もも串、肝串、牛ホルモン焼き等)
●病因物質:
カンピロバクター
●検査状況:患者便 :2検体カンピロバクター陽性
(11/28) 従事者便 :2検体検査中
拭き取り :6検体検査中
食 品 :2検体(参考品原材料:ささみ、ももからカンピロバクター検出)
平成30年
11月8日発表
6月15日(金)、市民から「6月12日(火)に佐伯区の飲食店を利用した2名のうち、2名が6月13日(水)から胃腸炎症状を呈している。」との情報があり調査を開始した。さらにその後、当該施設を利用した複数グループも体調不良を呈しているとの情報を探知した。
調査の結果、6月12日(火)又は6月17日(日)に佐伯区の当該施設を利用した4グループ11名全員が、翌日から下痢、発熱、腹痛等を発症していた。
患者の共通食は当該施設で提供された食品しかないこと、患者の発症状況が類似していること、患者を診断した医師から食中毒患者届出票が提出されたことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、6月21日(木)、当該施設の営業者に対して、営業禁止を命令した。
●患 者 数 :11名(うち1名入院したが、すでに退院している)(6月21日(木)10時 現在)
●主 症 状 :下痢、発熱、腹痛等
●原因食品:6月12日(火)又は6月17日(日)に当該施設で提供された食事。
カツオのたたき定食、カツオアボカド丼、豚コンフィの炙り焼き定食等
●病因物質:
調査中
●検査状況:患者便 :7検体検査中
拭き取り :6検体検査中
食品 :6検体検査中(参考品)
従事者便 :6検体依頼中
[第2報
(6月26日)
]
佐伯区内の飲食店が提供した食事を原因とする集団食中毒について、広島市保健所の調査の結果、患者便、食品及び従事者便からサルモネラ属菌を検出したため、食中毒の病因物質をサルモネラ属菌と特定した。
●患 者 数:
23グループ51名
(うち
2名入院中
)
●原因食品:
6月4日(月)から6月20日(水)に当該施設で提供された食事カツオのたたき定食、カツオアボカド丼、豚コンフィの炙り焼き定食等
●病因物質:
サルモネラ属菌
●検査状況:
患者便
:10検体中、
8検体サルモネラ属菌陽性
、2検体陰性
拭き取り :11検体陰性
食品
:
1検体サルモネラ属菌陽性
(
豚コンフィ:加熱済半製品
)6検体陰性
従事者便
:
4検体サルモネラ属菌陽性、
3検体陰性
平成30年6月
21日発表
平成30年4月18日(水)正午頃、市内の医療機関から広島市保健所に、4月14日(土)に中区の飲食店を利用した複数名が体調不良となった旨の連絡があり、調査を開始した。
調査の結果、4月14日(土)夜に当該施設を利用した1グループ4名のうち3名が、4月16日(月)午後3時から4月17日(火)午後6時にかけて、腹痛、下痢、頭痛、発熱等を発症していた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からカンピロバクターが検出されたこと並びに医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、4月20日(金)、営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。
●患 者 数 :3名 入院なし(4月20日(金)午前10時現在)
●主 症 状 :腹痛、下痢、頭痛、発熱等
●原因食品:4月14日(土)に提供された食事。白レバ、串盛り、鳥もも唐あげ等
●病因物質:
カンピロバクター
●検査状況:患者便 :1検体カンピロバクター陽性、1検体依頼中
調理従事者便 :2検体依頼中
食品 :4検体検査中(参考品)
平成30年4月
20日発表
平成30年4月17日(火)午後4時頃、市内の医療機関から広島市保健所に「4月10日(火)に中区の飲食店を利用した複数名が体調不良を呈している。」旨の連絡があり、調査を開始した。
調査の結果、4月10日(火)夜に当該施設を利用した2グループ15名のうち11名が、4月11日(水)午前9時から4月12日(木)午後6時にかけて、下痢発熱、嘔吐等を発症していた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便及び従事者便からノロウイルスが検出されたこと並びに医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、4月19日(木)、当該施設の営業者に対して、営業の禁止を命令した。
●患 者 数 :11名(入院なし、
4月19日(木)午後2時現在
)
●主 症 状 :下痢、発熱、嘔吐等
●原因食品:4月10日(火)夜に提供された食事(刺身盛り、串焼き、サラダ、チーズつくね、ポテト等)
●病因物質:
ノロウィルス
●検査状況:患者便 :3検体ノロウィルス陽性
調理従事者便:1検体陽性、1検体依頼中
ふき取り :14検体陰性
平成30年4月
19日発表
平成30年4月6日(金)午前10時頃、市内の医療機関より広島市保健所に、アニサキスによる食中毒患者の届出があり、調査を開始した。
調査の結果、患者は、3月26日(月)夜に広島市内の飲食店を3名で利用し、この内1名が3月28日(水)午前4時頃から痛を呈していた。
患者が受診した医療機関において内視鏡によりアニサキス虫体が摘出されたこと、医師から食中毒患者等届出表(胃アニサキス症)が提出されていること、胃アニサキス症の潜伏期間内に原因となる食品を喫食したのは、当該施設のみであることから、当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、4月6日(金)、営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。
●患 者 数 :1名(入院なし)
●主 症 状 :上腹部痛
●原因食品:3月26日(月)に提供された食事[カルパッチョ(しめ鯖)]
●病因物質:
アニサキス
※要注意!アニサキス(寄生虫)
海産の魚介類に寄生する半透明白色の寄生虫(2〜3cm) で、内臓や筋肉中に寄生した魚介類を人が食べると、アニサキスが胃壁や腸壁に侵入し、激しい腹痛などの症状を引き起こすことがある。
アニサキスは、酢や醤油、塩、わさびでは死なない。しめ鯖などの加工品も要注意。
加熱により死滅
するが、中心部まで十分な加熱が必要。また、−20℃で
24時間以上冷凍すると死滅
する。魚介類の鮮度が落ちると内臓から筋肉に移動し、発見が難しくなるため、
早めに内臓を除去する必要
がある。魚介類を
刺身等に加工する際は、アニサキスがいないか目視で確認して取り除
きましょう。
平成30年4月
6日発表
平成30年3月16日(金)午前10時30分、他自治体より広島市保健所に、「所管内の医療機関からアニサキス症の患者を診察したとの報告があった。
患者調査の結果、患者らは、3月12日(月)に広島市内の飲食店を4名で利用し、この内1名が3月13日(火)午前6時頃から激しい腹痛を呈していた。」旨の連絡があった。
患者が受診した医療機関において内視鏡によりアニサキス虫体が摘出されたこと、医師から食中毒患者等届出表(胃アニサキス症)が提出されていること、胃アニサキス症の潜伏期間内に原因となる食品を喫食したのは、当該施設のみであることから当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、3月16日(金)、営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。
●患 者 数 :1名(入院なし)
●主 症 状 :腹痛
●原因食品:3月12日(月)に提供された食事(しめ鯖、カンパチの刺身)
●病因物質:
アニサキス
※アニサキス(寄生虫)
海産の魚介類に寄生する半透明白色の寄生虫(2〜3cm) で、内臓や筋肉中に寄生した魚介類を人が食べると、アニサキスが胃壁や腸壁に侵入し、激しい腹痛などの症状を引き起こすことがある。
アニサキスは、酢や醤油、塩、わさびでは死なない。しめ鯖などの加工品も要注意。加熱により死滅するが、中心部まで十分な加熱が必要。また、−20℃で24時間以上冷凍すると死滅する。魚介類の鮮度が落ちると内臓から筋肉に移動し、発見が難しくなるため、早めに内臓を除去する必要がある。魚介類を刺身等に加工する際は、アニサキスがいないか目視で確認して取り除きましょう。
平成30年3月16日発表
平成30年2月21日(水)午後1時半頃、市内にある社員寮から広島市保健所に、「2月21日(水)の早朝から18名程度の入寮者が胃腸炎症状を呈している。」旨の連絡があり、調査を開始した。
調査の結果、2月19日(月)夜、社員寮の食堂を利用した33名が、2月20日(火)午前8時から2月22日(木)午前1時にかけて、下痢、発熱、嘔吐等を発症していた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便3検体、調理従事者便2検体及びふき取り1検体からからノロウィルスが検出されたこと、患者の症状及び潜伏時間がノロウィルスによる食中毒と一致すること並びに医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、2月23日(金)、当該施設の営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。
●患 者 数 :33名(入院なし)
●主 症 状 :下痢、発熱、嘔吐等
●原因食品:2月19日(月)夜に提供された食事(ご飯、ローストンカツ、マカロニサラダ、菜の花の辛し和え白菜とキクラゲのゴマスープ
●病因物質:
ノロウィルス
●検査状況:患者便 :3検体ノロウィルス陽性、1検体陰性
調理従事者便:2検体陽性、2検体陰性
ふき取り :1検体ノロウィルス陽性、9検体陰性
食品 :8検体陰性
平成30年2月
23日発表
平成30年1月23日(火)午後2時頃、市民から広島市保健所に、「1月20日(土)に4名で中区の飲食店を利用し、4名全員が体調不良となった。」旨の連絡があり、調査を開始した。
調査の結果、1月20日(土)夜に中区内の飲食店を利用した1グループ4名全員が、1月21日(日)午後8時から1月22日(月)午後9時にかけて下痢、発熱、嘔吐等を発症していた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からノロウィルスが検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、1月24日(水)、営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。
●患 者 数 :4名(入院なし)
●主 症 状 :下痢、発熱、嘔吐等
●原因食品:1月20日(土)に提供された食事:焼きガキ、美酒鍋(牛コウネ、カキ)、水晶焼き(牛コウネ、 鶏もも、鶏白 レバー、せせり、砂ずり) 、カキ大葉巻き 天ぷら、カキフライ、小イワシ 天ぷら、鶏軟骨から揚げ、 枝豆、がんす
●病因物質:
ノロウィルス
●検査状況:患者便3検体ノロウィルス陽性
ふき取り :8検体ノロウィルス陰性
食品 :5検体検査中
従事者便:1検体検査中、2検体依頼中
平成30年1月
24日発表