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食中毒事件簿
広 島 市 で 発 生 し た 食 中 毒 事 例 を 掲 載 し て い ま す。
広島市保健所から公表された資料によります。図は、イメージです
。
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令和2年
令和元年
平成30年
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令和元年12月23日(月)午後6時頃、市内の飲食店から広島市保健所に、「12月21日
(土)及び23日(月)に当該店を利用した客のうち複数名が体調不良となった。」旨の連絡
があり、調査を開始した。
調査の結果、12月21日(土)夜及び23日(月)昼に中区の飲食店を利用した計4グル
ープ33名中17名が、喫食後約3〜9時間後に、嘔吐、下痢
、
発熱
等を発症していた。
患者の共通食に当該施設が提供したヒラメの刺身があり、当該ヒラメの残品及び患者
便からクドア・セプテンプンクタータが検出されたこと、患者の症状と潜伏時間がクドア・
セプテンプンクタータによる食中毒と一致すること、及び医療機関から食中毒患者の届
出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供したヒラメの刺身を原因とする
集団食中毒事件と判断した。
なお、
当該
ヒラメの残品はすでに処分され、食中毒拡大や再発の防止が図られている
ことなどから、厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知(平成24年6月7日付け食安
発0607第7号)に基づき、営業者に対する営業禁止処分は行っていない。
●患 者 数 :17名、入院なし
●主 症 状 :嘔吐、下痢、発熱等
●原因食品:12月21日(土)夜及び12月23日(月)昼に提供されたヒラメの刺身
●
病因物質クドア・セプテンプンクタータ
(寄生虫)
●検査状況:
患者便13検体、うち3検体クドア・セプテンプンクタータ陽性
、10検体陰性
食品1検体
【ヒラメの残品】
クドア・セプテンプンクタータ陽性(胞子数1.6×
10
6
個/g
)
※
クドア・セプテンプンクタータについて
12月26日発表
令和元年12月13日(金)午前9時頃、市民から広島市保健所に、「12月11日(水)に
14名で中区の飲食店を利用し、複数名が体調不良となった。」旨の連絡があり、調査を
開始した。
調査の結果、12月11日(水)夜に中区の飲食店を利用した1グループ14名中8名が、
12月11日(水)午後9時から12月12日(木)午前1時にかけて、嘔吐、発熱
、下痢
等を発
症していた。
患者便からクドア・セプテンプンクタータが検出されたこと、患者の共通食にクドア・セプ
テンプンクタータが寄生している可能性のあるヒラメの刺身があったこと、患者の症状と
潜伏時間がクドア・セプテンプンクタータによる食中毒と一致すること、及び医療機関から
食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因
とする集団食中毒事件と判断した。
なお、
当該
ヒラメの残品はすでに廃棄され、食中毒拡大や再発の防止が図られているこ
となどから、厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知(平成24年6月7日付け食安発
0607第7号)に基づき、営業者に対する営業禁止処分は行っていない。
●患 者 数 :8名、入院なし
●主 症 状 :嘔吐、発熱、下痢等
●原因食品:12月11日(水)夜に提供されたヒラメの刺身(推定)
●病因物質:
クドア・セプテンプンクタータ
(寄生虫)
●検査状況:
患者便5検体、3検体
クドア・セプテンプンクタータ
陽性
、2検体陰性、
※
クドア・セプテンプンクタータについて
12月16日発表
令和元年6月14日(金)午後5時頃、市内の医療機関から広島市保健所に、「6月7日(金)に
中区の飲食店を利用した複数名が体調不良となった。」旨の連絡があり調査を開始した。
調査の結果、6月7日(金)夜に、中区の飲食店を利用した1グループ3名のうち3名が、6月
9日(日)午前12時から6月10日(月)午後8時にかけて、腹痛、下痢、嘔吐、発熱等を発症し
ていた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からカンピロバクターが
検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この
施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、6月17日(月)、当該施設の営業
者に対して、営業の禁止を命令した。
●
患 者 数 :1グループ3名(入院なし)
●
主 症 状 :腹痛、下痢、嘔吐、発熱等
●
原因食品:6月7日(金)夜に提供された食事
:鶏レバ刺し(加熱食肉製品)、若鶏の唐揚げ、刺身6種盛り(魚)、モツ煮込み、だし
巻玉子等
●
病因物質:カンピロバクター
●
検査状況:患者便 3検体:2検体カンピロバクター陽性、1検体検査中
従事者便 7検体:3検体検査中、4検体依頼中
拭き取り 6検体:検査中
食 品 2検体:検査中(参考品)
令和元年
6月17日
発表
令和元年6月6日(木)午後1時頃、市内の医療機関から広島市保健所に、「6月2日(日) に
中区の飲食店を利用した複数名が体調不良となった。」旨の連絡があり調査を開始した。
調査の結果、6月2日(日)夜に、中区の飲食店を利用した1グループ18名のうち8名が、6月
3日(月)午前12時から6月7日(金)午前6時にかけて、下痢、発熱、腹痛等を発症していた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からカンピロバクターが
検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この
施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し6月14日(金)、当該施設の営業者
に対して、営業の禁止を命令した。
●
患 者 数 :1グループ8名:入院なし
●
主 症 状 :嘔気、下痢、嘔吐等
●
原因食品:6月2日(日)夜に提供された食事
:白レバーのたたき(鶏:低温調理品)、レバ刺し(豚:低温調理品)、よだれ鶏、牛すじ煮込
み、串カツ等)
●
病因物質:カンピロバクター
●
検査状況:患者便8検体検査:カンピロバクター:5検体陽性、1検体陰性,2検体検査中
従事者便 :1検体検査:カンピロバクター陰性
拭き取り :6検体検査:カンピロバクター陰性
食 品 :3検体検査:カンピロバクター:2検体陽性[調理前原材料(加熱調理用
・参考品)豚レバー、鶏レバー]
:
1検体陰性
令和元年
6月14日
発表
令和元年5月27日(月)午後1時半頃、市民から広島市保健所に、「5月23日(木)に東区の
飲食店を利用した複数名が体調不良となった。」旨の連絡があり調査を開始した。
調査の結果、5月23日(木)夜に東区の飲食店を利用した1グループ11名のうち6名が、5月
24日(金)午前6時から5月26日(日)午前6時半にかけて、嘔気、下痢、嘔吐等を発症してい
た。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からノロウィルスが検出
されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設
が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、5月31日(金)、当該施設の営業者に
対して、営業の禁止を命令した。
●
患 者 数 :1グループ4名:入院なし
●
主 症 状 :嘔気、下痢、嘔吐等
●
原因食品:5月23日(木)夜に提供された食事
:刺身盛り合わせ、手羽先の唐揚げ、かきの塩焼き、網焼きの牛ステーキ、岩かき
等
●
病因物質:ノロウィルス
●
検査状況:患者便 :3検体ノロウィルス陽性、2検体陰性
従事者便 :3検体ノロウィルス陰性、1検体依頼中
拭き取り :9検体ノロウィルス陰性
食 品 :2検体ノロウィルス陰性
令和元年
5月31日
発表
平成31年2月1日(金)午後12時半頃、市民から広島市保健所に、「1月29日(火)に中区の飲食店を利用した複数名が体調不良となった。」旨の連絡があり調査を開始した。
調査の結果、1月29日(火)夜に中区の飲食店を利用した1グループ5名のうち4名が、1月31日(木)午前1時から午後3時にかけて、発熱、下痢、嘔吐等を発症していた。
患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からノロウィルスが検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、2月4日(月)、当該施設の営業者に対して、営業の禁止を命令した。
●患 者 数 :1グループ4名(男2名、女2名)(20代〜30代):入院なし、重症者なし
●
主 症 状 :発熱、下痢、嘔吐等
●
原因食品:1月29日(火)夜に提供された食事
:焼かき、あん肝ポン酢、鶏皮餃子、ウニほうれん鉄板焼き等
●
病因物質:ノロウィルス
●
検査状況:患者便 :4検体ノロウィルス陽性、1検体依頼中
従事者便 :2検体ノロウィルス陰性
拭き取り :7検体ノロウィルス陰性
食 品 :1検体ノロウィルス陽性〔調理前原材料:冷凍かき
(加熱調理用)〕
平成31年
2月4日
発表