広 島 市 で 発 生 し た 食 中 毒 事 例 を 掲 載 し て い ま
す。
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広島市保健所から公表された資料によります。図は、イメージです。
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←平成24年 平成25年 平成23年→
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○ 11月14日(木)午後8時30分頃、市内の医療機関から、家庭で調理したフ
グによる食中毒と考えられる患者3名を診察した旨の連絡が広島市保健所に
あった。
調査の結果、患者は、11月14日(木)に釣ったフグを家庭で調理し、午後6
時30分頃に家族3名でフグの刺身と肝などを食べ、全員が、同日午後7時頃
から舌と口唇のしびれ等の症状を呈し、医療機関に入院した。
患者の食べたフグの残品を鑑定した結果、「コモンフグ」であることが判明し,
患者を診察した医師から食中毒患者の届出があったことから、フグによる食
中毒と判断した。
患者2名は、翌15日に回復し退院した。残り1名の患者は入院中である。
患 者 数 : 3名 (男性2名、女性1名)
主 症 状 : 舌と口唇のしびれ、嘔吐、めまい、呼吸困難
喫食・発生場所 : 家庭
原因食品 : フグ(コモンフグ)
病因物質 : フグ毒(テトロドトキシン) (推定)
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平成25年11月15日発表
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○ 11月7日(木)、13時頃、広島県食品生活衛生課から広島市保健所に、
「安芸郡府中町内の医療機関から食中毒患者の届出があり、患者調査を行っ
たところ、広島市内の飲食店を利用しており、他にも体調不良者がいることが
判明した。」旨の連絡があり、調査を開始した。
調査の結果、患者らは、11月1日(金)20時30分から中区の飲食店を4名
で利用し、その内3名が4日(月)7時から5日(火)13時にかけて腹痛、下痢、
発熱等を発症していた。
医療機関から食中毒患者の届出があり、患者の共通食は、当飲食店が提
供した食事のみであることから、広島市保健所は、この施設を原因とする集団
食中毒事件と判断し、11月12日(火)、営業の禁止を命令した。
患 者 数 : 3名 : 入院なし(11月12日(火)10時現在)
主 症 状 : 腹痛、下痢、発熱等
原因食品 : 11月1日(金)に提供された食事
鶏刺身(ささみ、砂ずり、とさか、精巣、レバー)、焼鶏(ね
ぎま、皮)、鶏もも一枚焼き、鶏南蛮、ピリ辛鍋、親子丼、
かつ丼、小鉢(ネック佃煮)、飲み物
病因物質 : カンピロバクター
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平成25年11月12日発表 |
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○ 8月9日(金)、16時頃、市民から広島市保健所に、「子どもが弁当を食べて
体調不良となり、医療機関で行なった検便でカンピロバクターが検出された。」
旨の連絡があり、調査を開始した。
調査の結果、患者らは、7月31日(水)及び8月1日(木)に昼食として南区
の飲食店が製造した弁当を9名で食べ、そのうち4名が8月3日(土)0時から
6日(火)21時にかけて下痢、発熱、腹痛等を発症していた。
医療機関から食中毒患者の届出があり、患者の共通食は、当飲食店が提供
した食事のみであることから、広島市保健所は、この施設を原因とする集団食
中毒事件と判断し、8月11日(日)、営業の禁止を命令した。
患 者 数 : 4名 : 入院なし(8月11日(日) 10時現在)
主 症 状 : 下痢、発熱、腹痛等
原因食品(調査中)
: 7月31日(水) 昼に提供された弁当
白切鶏、マカロニサラダ、干し大根の煮物、おでん風煮物
8月1日(木) 昼に提供された弁当
チキンカツ、キャベツのマリネ、野菜の煮物、ウインナー
病因物質 : カンピロバクター
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平成25年8月11日発表 |
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○ 4月26日(金)、15時15分頃、広島県食品生活衛生課から広島市保健所
に、「廿日市市内の医療機関から食中毒患者の届出があり、患者調査を行っ
たところ、広島市内の飲食店を利用しており、他にも複数名の体調不良者がい
ることが判明した。」旨の連絡があり、調査を開始した。
調査の結果、患者らは、20日(土)19時30分から西区の飲食店を28名で
利用し、内10名が22日(月)7時から25日(木)18時30分にかけて下痢、発
熱、腹痛等を発症していた。
医療機関から食中毒患者の届出があり、患者の共通食は、当飲食店が提供
した食事のみであることから、広島市保健所は、この施設を原因とする集団食
中毒事件と判断し、4月28日(日)、営業の禁止を命令した。
患 者 数 : 10名 : 入院なし(4月28日(日)10時現在)
主 症 状 : 下痢、発熱、腹痛等
原因食品 : 4月20日(土)に提供された食事
サラダ、串焼き(ねぎま、せせり、つくね、砂ずり、ささみ、
皮、豚しそ巻き)、鶏胸肉のタタキ、ホルモン焼き、そば、
手巻きむすび、枝豆、飲み物等
病因物質 : カンピロバクター
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平成25年4月28日発表 |
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○ 4月24日(水)、10時頃、広島市保健所に市内の医療機関から、「食中毒
疑いの患者4名を診察した。」旨の連絡があった。
調査の結果、患者は、23日(火)19時から、中区の飲食店を27名で利用
し、うち7名が同日23時から翌24日(水)6時にかけて嘔吐、下痢、発熱等を
発症していた。
医療機関から食中毒患者の届出があり、患者の共通食は、当飲食店が提供
した食事のみであることから、広島市保健所は、この施設を原因とする集団食
中毒事件と判断した。また、当該グループに提供されたヒラメの残品からクドア
・セプテンプンクタータが検出され、これを病因物質と特定した。
なお、このヒラメ残品はすでに処分され、食中毒の被害の拡大防止策が講じ
られていることから、厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知(平成24年6
月7日付け食安発0607第7号)に基づき、営業者に対する営業禁止処分は、
行っていない。
患 者 数 : 7名 : 入院なし(4月26日(金)9時現在)
主 症 状 : 嘔吐、下痢、発熱等
原因食品 : 4月23日(火)に提供されたヒラメの刺身
病因物質 : クドア・セプテンプンクタータ(寄生虫)
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平成25年4月26日発表 |
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○ 4月17日(水)、19時頃、広島市保健所に市内の医療機関から、「食中毒
疑いの患者1名を診察し、他にも複数名の体調不良者がいる。」旨の連絡があ
った。
調査の結果、患者は、17日(水)12時から、中区の飲食店が製造した弁当
を17名で喫食し、うち10名が同日15時から24時にかけて下痢、嘔吐、発熱
等を発症していた。
医療機関から食中毒患者の届出があり、患者の共通食は、当飲食店が製造
した弁当のみであることから、広島市保健所は、この施設を原因とする集団食
中毒事件と判断し、4月20日(土)、営業禁止を命令した。
患 者 数 : 10名 : 入院なし(4月20日(土)11時現在)
主 症 状 : 下痢、嘔吐、発熱等
原因食品 : 4月17日(水)に提供された弁当
ご飯、煮穴子、刺身(スズキ、カンパチ、つま)、煮込みハ
ンバーグ、卵焼き、ぬた、マリネ(ジャガイモ、ピーマン、サ
バ、ナス)、高菜煮、味噌汁等
病因物質 : 調査中
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平成25年4月20日発表 |
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○ 4月3日(水)午前11時20分頃、市内の医療機関から、家庭で調理したフ
グによる食中毒と考えられる患者を診察した旨の連絡が広島市保健所にあっ
た。
調査の結果、患者は、4月1日(月)に、釣ったフグを自ら刺身等に調理して
午後6時頃に食べ、同日深夜に口唇と指先のしびれ、歩行困難の症状を呈し、
翌2日(火)の早朝に医療機関に搬送された。
患者は3日(水)に回復し、退院した。
患 者 数 : 1名 (男性)
主 症 状 : 口唇と手足のしびれ、歩行困難
喫食・発生場所
家庭で調理したフグ
病因物質 : フグ毒(テトロドトキシン) (推定)
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平成25年4月4日発表
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○ 3月30日(土)、15時30分頃、広島市保健所に市内の医療機関から、食
中毒疑いの患者を診察した旨の連絡があった。
調査の結果、患者らは、3月23日(土)、17時30分から南区の飲食店を、
小学生とその保護者のグループの計46名で利用し、その内9名が25日(月)
22時から27日(水)7時にかけて、下痢、腹痛、発熱等を発症していた。
医療機関から食中毒患者の届出があり、患者の共通食は、この飲食店が
提供した食事のみであることから、この施設を原因とする集団食中毒事件と
判断し、4月1日(月)、広島市保健所は、この飲食店に対して営業禁止を命
令した。
患 者 数 : 9名 : 入院なし(4月1日(月)10時現在)
主 症 状 : 下痢、腹痛、発熱等
原因食品 : 3月23日(土)に提供された食事
から揚げ・付け合せ(キャベツ、キュウリ、みかん)、焼きそ
ば、チャーハン、ギョウザ、杏仁豆腐等
病因物質 : カンピロバクター
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平成25年4月1日発表
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○ 1月28日(月)、9時頃、市民から広島市保健所に、「1月25日(金)夜に中
区の飲食店を利用し、複数名が下痢、嘔吐等を発症している。」旨の連絡があ
った。
調査の結果、患者らは、25日(金)18時過ぎから、中区の飲食店を会社の
同僚など12名で利用し、その内10名が27日(日)0時から28日(月)3時に
かけて、下痢、発熱、腹痛等を発症していた。
医療機関から食中毒患者の届出があり、患者の共通食は、当飲食店が提供
した食事のみであることから、この施設を原因とする集団食中毒事件と判断し
1月30日(水)、広島市保健所は、この飲食店に対して営業禁止を命令した。
患 者 数 : 10名 : 入院なし(1月30日(水)10時現在)
主 症 状 : 下痢、発熱、腹痛等
原因食品 : 1月25日(金)に提供された食事
音戸ちりめんと大根サラダ、刺身(カツオ、タコ、イカ)、カ
キホイル焼き、もみじ豚黒コショウ焼き、アジの干物、茄子
と鶏そぼろあん、小フグ唐揚げ、牛ステーキ、釜飯、豆腐
味噌汁、シャーベット、飲み物
病因物質 : ノロウイルス
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平成25年1月30日発表 |
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○ 1月23日(水)10時頃、市内の医療機関から、「1月22日(火)に中区の飲
食店でフグの肝等を喫食し、食中毒様症状を呈した患者を診察した。」旨の連
絡があり、調査を開始した。また、この医療機関から食中毒患者の届出があっ
た。
調査の結果、患者らは、1月22日(火)18時30分から中区銀山町の飲食店
「鮨哲」において調理されたフグの肝等を3名で喫食し、うち2名が同日21時
から22時にかけて口唇と手足のしびれ、嘔吐等の症状を呈していた。
このことから、広島市保健所は、フグ毒による食中毒と判断し、1月24日
(木)、 「鮨哲」の営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。
患 者 数 : 2名 : 1名入院中(1月24日(木) 13時現在)
主 症 状 : 口唇と手足のしびれ、嘔吐等
原因施設
施設名 鮨哲(すしてつ)
所在地 中区銀山町5−10
営業者氏名 武田 哲朗
原因食品 : フグ(トラフグ)の肝
病因物質 : フグ毒(テトロドトキシン) (推定)
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平成25年1月24日発表
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○ 25年1月21日(月)17時頃、広島市保健所に、中区の飲食店の営業者か
ら、1月18日(金)にこの飲食店を利用した客数名が、嘔吐、下痢等を発症し
ている。」と報告があり、調査を開始した。
調査の結果、患者らは、1月18日(金)19時からこの飲食店を会社の同僚
14名で利用し、その内11名が翌19日(土)8時から21日(月)3時30分にか
けて、下痢、発熱、嘔吐等の症状を呈していた。
医療機関から食中毒患者の届出があり、患者の共通食は、この飲食店が
提供した食事のみであることから、この施設を原因とする集団食中毒事件と判
断し、1月24日(木)、広島市保健所は、この飲食店に対して営業禁止を命令
した。
患 者 数 : 11名 : 入院なし(1月24日(水) 14時現在)
主 症 状 : 下痢、発熱、嘔吐等
原因食品 : 1月18日(金)に提供された食事
スズキのカルパッチョ、鴨のロティ、カキのベーコン巻きと
ほうれん草クリームソーススパゲティ、鮮魚のポワレ、もみ
じ豚のロースカツレツ、カラメルとガナッシュのケーキ、レモ
ンとベリーのパルフェ、パン、飲み物
病因物質 : ノロウイルス
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平成25年1月24日発表 |
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○ 25年1月14日(月)14時頃、広島市保健所に市民から「1月11日(金)に
中区の飲食店を15名で利用し、複数名が食中毒様症状を呈している。」旨の
連絡があり、調査を開始した。
調査の結果、このグループは、1月11日(金)19時から中区の飲食店を15
名で利用し、その内12名が翌12日(土)12時から14日(月)12時にかけて、
下痢、発熱等の食中毒様症状を呈していた。
また、この他にも、11日(金)20時からこの飲食店を利用した3名が、12日
(土)18時から13日(日)13時にかけて下痢、嘔吐等の症状を呈していた。
医療機関から食中毒患者の届出があり、患者の共通食は、当飲食店が提
供した食事のみであることから、この施設を原因とする集団食中毒事件と判断
し、1月16日(水)、広島市保健所は、この飲食店に対して営業禁止を命令し
た。
患 者 数 : 15名 : 入院なし(1月16日(水) 13時現在)
主 症 状 : 下痢、発熱、嘔吐等
原因食品 : 1月11日(金)に提供された食事
かぶなます、手羽先唐揚げ、軟骨唐揚げ、串盛合せ、刺
身盛合せ(イカ、ハマチ、マグロなど)、牛肉一口カツ、卵
焼、ミートスパゲティ、カニクリームコロッケ、ハンバーグ、
山芋鉄板焼き、ギョーザ、牛ポン、生キャベツ、飲み物等
病因物質 : ノロウイルス
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平成25年1月16日発表 |
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