生活衛生 社団法人広島市食品衛生協会
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温度(暖房)
暖房・・・ 17〜22℃の室温を目安にしましょう!
 
  ●室温は17〜22℃ぐらいに保つことが身体にもよいとされています。
●暖房方法や設置場所により室内に温度ムラが生れますやすくなります。
 また、部屋と部屋との温度差にも注意しましょう。

■温度計でチェックしましょう!
 

部屋を暖めすぎないように、ときどき温度計でチェックしをしましょう。温度計は部屋の中で平均的な温度が測れる場所に設置することが肝心です。
■暖房による温度ムラを防ぎましょう!
 
上下温度差…エアコンなどの吹き出し口の角度を調節したり、扇風機を利用して室内の空気をかくはんするとよいでしょう。
コールドドラフト…窓の近くにストーブ等を置き、窓際の冷たい空気を暖め室内の空気を対流させるとよいでしょう。また、窓には床まで届く厚手のカーテンを取り付けるとよいでしょう。
室内温度差…トイレや脱衣場に小型の暖房器具などを置いたり、暖房している部屋から暖房していない部屋に移るときは、ガウンなどを羽織るとよいでしょう。
 
■熱を逃がさないようにしましょう!
 夜にはカーテンや雨戸を閉め、暖まった室内の熱を窓ガラスから逃がさないようにしましょう。熱交換器型換気扇を設置すると効果的です。
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イラスト

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ミニ辞典
上下温度差 暖められた空気は上昇し天井付近にたまり、足元付近とは温度差を生じます。この上下温度差は3℃以内に収めるのがよいとされています。温度差が大きくなると、辞頭付近は暖かいのに足元は冷え、不快になります。
コールドドラフト 窓を閉めきっているのに、窓際から冷たい風が流れてくることがあります。これは、室内の暖かい空気が窓際で冷されて床面に戻ってくることによるものです。
室間温度差 部屋と部屋との温度差が大きくなりすぎると、脳卒中などを引き起こす原因となることがあります。室間温度差は5℃以内に収めるのがよいとされています。