食品衛生 社団法人広島市食品衛生協会

 

食中毒情報

  食中毒事件簿

 

広 島 市 で 発 生 し た 食 中 毒 事 例 を 掲 載 し て い ま す。
 広島市保健所の報道発表資料から抜粋

 令和7 令和6年

 令和7年3月17日(月)12時半頃、市民から「3月14日(金)夜に職場の同僚と8名で飲食店を利用し、7名が体調不良である」との連絡があり、調査を開始した。
 調査の結果、3月14日(金)または15日(土)に当該飲食店を利用した3グループ12名のうち11名が、3月15日(土)8時から3月17日(月)2時にかけて、下痢、嘔吐、発熱等を発症していた。
 患者の共通食は、当該施設が提供した食事のみであること、患者便、従事者便及び施設拭き取りからノロウイルスが検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒と判断し、3月18日(火)、当該施設の営業者に対して、営業の禁止を命令した。

●患者数  :11名(入院なし)
●主症状  :下痢、嘔吐、発熱
●原因食品:
令和7年3月14日(金)及び3月15日(土)に提供された食事
       (生野菜サラダ、刺身〈カンパチ等)、ガーリックパン、
        豚肉と野菜のスパゲティ、かぼちゃのニョッキ、、
        前菜盛り合わせ、バーニャカウダ、トマトパスタ等)
●病因物質:ノロウイルス
●検体採取(検査機関:広島市衛生研究所)
       患者便4検体中、ノロウイルス3検体陽性、1検体依頼中、
       従事者便4検体中、ノロウイルス1検体陰性、3検体依頼中、
       拭き取り9検体中、ノロウイルス6検体陽性、3検体陰性
        
 3月18日
発表
  令和7年2月12日(水)12時頃、市民から「2月8日(土)夜に友人と6名で飲食店を利用し、5名が体調不良である」との連絡を受けた後、同日12時半ごろ、同じ店を利用した別グループの利用者から「2月8日(土)夜に同僚4名で飲食店を利用し、全員が体調不良である」との連絡があり、調査を開始した。
 調査の結果、2月8日(土)及び10日(月)に当該飲食店を利用した4グループ 19名のうち15名が、2月9日(日)11時から2月12日(水)17時にかけて、下痢、発熱、嘔気等を発症していた。
 患者の共通食は、当該施設が提供した食事のみであること、患者8名の便からノロウイルスが検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒と判断し、2月14日(金)、当該施設の営業者に対して、営業の禁止を命令した。

●患者数  :15名(入院なし)
●主症状  :下痢、発熱、嘔気
●原因食品:
令和7年2月8日(土)及び2月9日(日)に提供された食事
       [前菜(花椒麻婆タピオカ寄せ、自家製ツナ焼きコロッケ
        たこ焼き五色あられ、そぼろ寿司、塩豆腐の紅玉ジャム添え、
        カマンベール茶碗蒸し、みかん大福ポテサラ、ピリ辛めんま
        の炊いたん、名古屋コーチンシチュー仕立て、
        カキのコンフィ鰹ジュレ)、刺身盛り合わせ、
        カニ味噌薫るグラタン仕立て等
●病因物質:ノロウイルス
●検体採取(検査機関:広島市衛生研究所)
       患者便11検体中、ノロウイルス8検体陽性、1検体陰性、
                   2検体検査中
       従事者便5検体中、ノロウイルス4検体陰性、1検体依頼中、
       拭き取り7検体中、ノロウイルス7検体陰性
2月14日
発表