食品衛生 社団法人広島市食品衛生協会
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食中毒情報 食中毒事件簿
広 島 市 で 発 生 し た 食 中 毒 事 例 を 掲 載 し て い ま す。
   
広島市保健所から公表された資料によります。図は、イメージです
←平成21年 平成20年 平成19年→
 

 ○12月31日、市内の医療機関から、家庭で調理したフグによる食中毒と思わ
 れる患者3名を診察した旨の連絡がった。
  調査の結果、患者らは一家族3名で、12月31日に知人が釣ったフグ10尾を もらい、内6尾を自家調理し、正午に筋肉、肝臓、卵巣を煮付けにして食べたと
 ころ、3名が午後1時から1時半にかけて、口及び下の痺れ、手足の麻痺、ふら
 つきの症状を呈した。
  患者のうち1名は入院中であるが、全員快方に向かっている。

    原因食品 ; 自家処理したフグ
 
    病因物質 ; フグ毒(推定)

 


平成20年12月31日発表
 

 ○平成20年12月11日、安佐北区の飲食店を12月7日昼に利用した13名の
 グループのうち8名に嘔吐、下痢の症状があるとの情報が保健所に入った。
  調査の結果、有症者は12月7日、8日に当該施設を利用した12グループ
 63名でいずれも下痢、吐き気、嘔吐を主症状とし、有症者の共通食は当該施
 設の食事のみであることから、この飲食店を原因とする集団食中毒事件と判
 断し、12月12日当該施設は営業禁止処分となった。
  なお、検査の結果、患者便5検体からノロウイルスが検出された。

   
   提供された食事 ; 調査中
 
   病因物質 ; ノロウイルス
 


平成20年12月12日発表
 

 ○平成20年11月17日、市内の医療機関からカンピロバクターを病因物質
 とする食中毒患者の届けが保健所にあった。
  調査の結果、患者は11月7日中区の飲食店で知人ら8名で会食しており、
 堂患者を含めた6名が11月9日から11日にかけて、下痢、発熱腹痛等の症状 を呈していることが判明した。
  患者らの共通食は、当該施設の食事のみであり、また、医療機関から食中 毒の届けがあったことから、この施設を 原因とする集団食中毒と判断し、保 健所はこの飲食店にに11月18日営業の 禁止を命じた。

   提供された食事 ; 牛レバ刺し、牛刺身、ユッケ、串焼き、もつ鍋、
                しめ鯖、サラダ、デザート
 
   病因物質 ; カンピロバクター
 


平成20年11月18日発表
 

 ○平成20年9月27日、中区のシルバーマンションから「施設内のレストラン
 で食事をした数十名が、下痢、嘔吐等の症状を起こしている」との連絡が保健
 所にあった。
   調査の結果、9月26日夕方、中区のレストランでの食事会に参加した31
 名中23名が9月26日から9月27日日かけて発症していた。また、患者らと
 同じメニュウーを食べたレストランの調理従事者1名も同様な症状を起こして
 いることが判明した。
  患者らの共通食は、この食事会の食事のみであり医療機関から食中毒患
 者の届出があったことからこのレストランを原因とする集団食中毒と判断し、
 保健所はこのレストランを経営するかいしゃに営業の 禁止を命じた。

   提供された食事 ; 食前酒、柿の白酢かけ、松茸とほうれん草のおひた
                し、秋刀魚柴焼き、しろ海老・さつま揚げ煮、石垣む
                かご、栗煎餅、ヒラメ刺身、アナゴ羽二重蒸し、黒豚
                肩ロース、太刀魚、松茸ご飯、漬物、吸い物、焼きり
                んごパイ包み、鴨たたき、蟹甲羅焼き、ウナギ八幡
                巻き、サザエ、煮物)
 
   病因物質 ; 調査中
 


H 20,9.27.発表
 
 ○平成20年6月2日、市内の医療機関から「法事の仕出し弁当を食べ、下痢、
 嘔吐等の症状を起こしている患者を診察した」との連絡が保健所にあった。
   調査の結果、6月1日安佐南区の仕出し店が調整したし出し弁当を食べた
 2グループ33名中12名が6月1日午後4時から6月2日午後4時にかけて、
 下痢、嘔吐、腹痛を発症していたことが判明した。
  医療機関から食中毒患者の届出があり、また、この2グループの患者の共
 通食は、当該施設が調整したの仕出し弁当のみであることから、この施設を
 原因とする集団食中毒と判断し、保健所はこの仕出し店にに6月3日営業の
 禁止を命じた。

   提供された食事 ; 仕出し弁当(押し寿司、握りずし、刺身、エビフライ、 
                鴨たたき、蟹甲羅焼き、ウナギ八幡巻き、サザエ、
                煮物)
 
   病因物質 ; 調査中
 


H 20.6.3.発表
 

 ○平成20年3月6日、中区のホテルから「施設内のレストランを利用した十数
  名が下痢、嘔吐等の症状を起こしている」との連絡が保健所にあった。
   調査の結果、患者らは同じ職場の同僚で、3月4日夜同ホテル内のレスト
  ランを34名で利用し、3月5日午前5時から6日午前6時にかけて16名が下
  痢、吐き気、嘔吐、腹痛等の症状を起こしていた。また、4日夜、同じレスト
  ランを利用した別のグループ3名も同様に発症していたことが判明した。
   この2グループの患者の共通食は、同ホテルの食事のみであることから、
  このレストランを原因とする集団食中毒と判断し、保健所はこの飲食店に3
  月7日営業の禁止を命じた。

   提供された食事 ; バイキング料理
 
   病因物質 ; ノロウイルス(推定)
 


H 20.3.7.発表
 

 ○平成20年2月19日、市内の医療機関から「中区の飲食店を利用して、食中
  毒症状を起こした患者を診察した」との連絡が広島市保健所にあった。
   調査の結果、患者らは2月15日午後8時30分から当該飲食店を同僚  
  23名で利用し、2月16日正午から午後5時にかけて6名が下痢、腹痛、発熱
  等の症状を起こした。
   また、患者の便3件体からカンピロバクターを検出した。
   患者らの共通食は、この飲食店の食事のみであり、を診療した医療機関
  からそれぞれ食中毒患者の届け出があったことから、集団食中毒事件と判
  断し、保健所はこの飲食店に2月21日営業の禁止を命じた。

   提供された食事 ; 串焼き(ササミのワサビ焼き、とり皮、砂肝等)、串か
                つ(豚、エビ、ウズラ)、刺身(ヒラメ)、もつ鍋
 
   病因物質 ; カンピロバクター
 


H 20.2.21.発表
 

 ○平成20年2月11日、「中区の飲食店で法事料理を食べて下痢、嘔吐など 
  の食中毒症状を起こした」との申し出が広島市保健所にあった。
   調査の結果、患者らは2月10日午後1時から当該飲食店で会食し、同日
  午後3時から11日にかけて12名中8名が発症していた。
   また、その後10日午後3時から同飲食店で会食した別のグループ15名中
  9名も同様の症状を呈していたことが判明した。
   患者らの共通食は、この飲食店の食事のみであり、2グループを診療した
  医療機関からそれぞれ食中毒患者の届け出があったことから、集団食中毒
  事件と判断し保健所は、この飲食店に2月12日営業の禁止を命じた。

   提供された食事 ; 会食料理
 
   病因物質 ; 調査中

 


H 20.2.12.発表
 

 ○平成20年1月10日、広島市中区の事業所から「南区の弁当屋の弁
  当を食べて下痢、嘔吐などの食中毒症状を起こした」との連絡が広島
  市保健所にあった。
   調査の結果、患者らは1月7日から1月9日の間棒弁当屋の調整した
  弁当を昼食として食べて1月9日から1月20日にかけて9名が嘔吐、下
  痢などの症状を起こした。また他の5事業所でも同弁当屋の弁当を食
  べて患者が発生しており、合計111名が発症していることが判明した。
   患者らの共通食は、この弁当屋の調整した弁当のみであり、この弁
  当を原因とする集団食中毒と判断され保健所は、1月10日営業の禁 
  止を命じた。

 ○1月16日現在、患者数は689名となった。


   提供された食事 ; 弁当
 
   病因物質 ; ノロウイルス(H20.1.16.確定)

 



H 20.1.10.発表
H 20.1.16.追加発表