食品衛生 社団法人広島市食品衛生協会
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食中毒警報の発令について
              
 
今年度、食中毒警報(第1号)が発令されました。
 令和元年6月24日(月)午前10時、県内全域に食中毒警報(第1号)が発令
されました。

 高温・多湿な日が続いており、特に食中毒が発生しやすい気象条件となって
いますので、食中毒予防の三原則(
食中毒菌「つけない」・「増やさない」
・「やっつける」
)を徹底して食 中毒を予防しましょう。

●「つけない」:十分な手洗い、調理器具の
 洗浄・消毒

 
 石けんで、こまめに手を洗いましょう!
  
まな板、包丁などは、肉用、魚用、野菜用など用途別に使い分けま
  しょう!
 
冷蔵庫内で肉や魚を保存する時は、ビニール袋やふた付き容器に
  入れて、
肉汁などがサラダや調理済みの食品などにつかないように
  しましょう!

  
生の肉や魚を切った後は、まな板、包丁の洗浄・消毒をおこないま
  しょう!

「増やさない」:要冷蔵・冷凍食品は冷蔵・冷凍庫へ、
  冷蔵・冷凍庫は詰めすぎない (7割程度で)

  食材や調理済食品を室温に長く放置しないようにしましょう!
  
調理した食品は、早めに食べるようにしましょう!
  
冷蔵や冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫、冷凍庫
  に入れましょう!
  
冷蔵庫に食品を詰めすぎないようにしましょう!(冷蔵庫内5℃
   以下、冷凍庫内−15℃以下が基本)



「やっつける」:食品の中心部までの十分な加熱
  加熱調理する食品は、しっかり加熱するようにしましょう!
  
 特に、肉類は、中心部の色が変わるまで、十分に加熱しましょう!

 「手洗い」や「うがい」を励行することにより、ノロウィルス、イン
  フルエンザ等のウィルス性疾患も予防することができます。

  なお、昨年は、6月18日から、9月26日まで、100日間食中毒警報が
  発令され、発令期間中の、広島市内での食中毒の発生は、
0件でした。

 
食中毒警報とは?  
食中毒警報は最高気温、最大湿度、不快指数の前3日間の平均数値を用い、特に食中毒が起こりやすい気象条件になったとき、発令されます。
警報発令期間中は、高温多湿の環境で食中毒細菌が増えやすく、食品の取り扱いに注意が必要です