犬やネコは古くから人と良好な関係を保ち、場合によっては人の疾病の回復によい影響を及ぼすことも報告されています。
しかし、一方で人にも感染する感染症を保有することもあり、感染症の原因となることも忘れてはなりません。その意味で注意を払う必要があることをよく知っておきましょう。
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○ 皮膚病がある場合、それに接触することによって感染することがあります。
また、動物に糞がついていた場合糞の中の病原体が口を通して感染することがあ
ります。特に赤ちゃんは要注意です。すぐお手々を口に入れますから
健康な動物は、余り心配いりませんが動物と遊んだ後はよく手洗いしましょう。
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○ 直接動物に接触しなくても、動物の糞や尿が乾燥したもの・毛や皮膚が空気中に
漂いこれを吸入して感染することがあります。
動物小屋やお部屋の清掃をこまめに行い、そうしたものが残らないように注意しま
しょう。
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○ 動物に咬まれたり、爪で引っ掻かれたとき感染することがあります。
狂犬病や猫引っ掻き病などがこれです。水で咬まれたところや引っかかれた場所を
洗い流しましょう。それからお医者さんの診断を受けたほうがよろしいでしょう。
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○ 動物にダニやノミがいる場合、また、蚊やハエが動物から人に病原体を運ぶことも
考えられます。
これら衛生害虫の駆除にも注意を払いましょう。 |
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