生活衛生 社団法人広島市食品衛生協会
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「石綿(アスベスト)」とは
 その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では、原則として製造等が禁止されています。
 石綿は、そこにあること自体が直ちに問題となるのではなくて、飛び散ること、人が吸い込むことが問題となるため、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。
 Q: 石綿が原因で発症する病気は?
 A: 石綿(アスベスト)肺、肺がん、悪性中皮種な
    どです。
 Q: わが家はアスベストの危険性があるか?
 A: 建築物には、
    ・耐火被服材等として吹き付けアスベストが、
・屋根材、壁材、天井材等にアスベストを含んだセメント等を板状に固めたスレートボード
 等が、
使用されている可能性があります。
 アスベストは、その繊維が空気中に浮遊した状態にあるときが危険であるといわれています。すなわち、露出して使用されている場合劣化等によりその繊維が飛散するおそれがありますが、板状に固めた建築材は通常の使用状態では室内に繊維が飛散する可能性は低いと考えられています。
 吹き付けアスベストは、一戸建て住宅では通常使用されていませんが、マンション等では駐車場などに使用されている可能性があります。     
  
(参考、引用 ; 厚生労働省「アスベスト(石綿)についてのQ&A」)