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日本には約3000種のハチがいると言われています。しかし、人を攻撃し、刺すのは一部のハチにすぎません。多くのハチは花粉の媒介をしたりして、役に立っています。ハチの毒針は産卵管であるので雄は刺すことはなく、雌のみが刺します。刺されると激痛があり、また何度も刺されると、アナフィラキシーショックが起こり、死亡することがあります。 |
よく見るハチ・・・・スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類。 | |
種類 | スズメバチ | アシナガバチ | ミツバチ |
キイロスズメバチ 体長17〜24mm |
セグロアシナガバチ 体長21〜26mm |
セイヨウミツバチ 体長12〜14mm |
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特徴 | 攻撃性は他のハチより強く、巣を刺激すると攻撃してきます。越冬することはなく、その年に使った巣は12月頃には空になり、翌年使用されることはありません。 | スズメバチに比べておとなしく巣を攻撃しない限り攻撃してくることはありません。 | 春から初夏にかけて、分封し人を恐がらせますが、ほとんど攻撃性はありません。 |
巣 | (写真 日本の有害節足動物(東海大学出版会)より) |
(写真 日本の有害節足動物(東海大学出版会)より) |
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営巣 場所 |
屋根裏、軒下、庭木など | 軒下、庭木 | 屋根裏、床下 |
営巣 期間 |
5月〜12月頃 (10月頃ハチ最多) |
4月〜10月頃 (9月頃ハチ最多) |
数年間 |
えさ | 肉食 (虫、毛虫、他のハチ) |
肉食 (虫、毛虫) |
花蜜、花粉 |
駆除 | 素人には困難 | 比較的容易 | 素人には困難 |
■ミツバチの分封(巣分かれ) ミツバチには、セイヨウミツバチとニホンミツバチの2種類がいます。 ニホンミツバチは日本の在来種で、セイヨウミツバチはヨーロッパ原産で1876年に日本に移入されて以来、養蜂家によって日本全国で飼育され、ミツバチといえば一般にセイヨウミツバチのことをいいます。
■ハチにさされたときは? |
アナフィラキシーショックとは? 個人差があるので全ての人が起こるわけではありません。 |
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